「はい3名入りまーす!」

「4人です」

「あれっ?スンマセン!4名入りまーす!」

お好み焼きの店。

とても美味しいという評判で入ってみた店で、予想通り混み合っていた。


「美味しい!」

幸菜は大喜びでお好み焼きをほおばっていた。

「さすが本場!」

「はしゃぎすぎだろ、何歳だよ」

「16ですが、何か!」

「幸菜ちゃん変わってないね〜」

「おばさんそれ私が幼いって言いたいの?」

「幼いだろ」

「彰人!」

幸菜と母に怒られた。

「本当のこと言っちゃだめじゃない!」

…母さん、一番ひどいのはアナタです。