「…幸菜ちゃん、楽しめた?」

「うん!すごい面白かった!」

幸菜はまだ興奮が冷めていないようだった。本当に楽しんでいたようで、俺も母も父もとてもほっとしていた。父は優しく笑って、

「すごかったね。疲れただろう」

と言った。

「うん。なんか…本当に面白かったよ!」

思い出し笑いをしながら、昼ごはんを食べに行った。