あの忘れられない日から、はや2週間。
夏休みに入り、でも変わらずに補習はある。
その2週間、私は1度も部活に行っていない。
部活には、絶対美波くんがいる。
美波くんを見てしまうと、必ず普通ではいられない。
だから……行けない。
行く勇気が、出ないんだ。
美波くんとは隣のクラスだから、廊下で見かけることもたくさんあったけれど、気づかれる前に逃げてしまう。
部活仲間だ、って言ったのは自分なのに、
美波くんもそう思ってるはずなのに、
だから普通に、笑顔で、部活に行けばいいはずなのに、
行けない。
どうしても弱い自分がいる。
そうして、今日もまた部活を休んでしまうんだ。
大会まではもう1ヶ月を切って、
美波くんにすごく迷惑をかけてしまっている。
なのに…

