私の中に芽生えたピンク色。 ただ想うだけで幸せで、単純なものだと思っていたその色は、 あの日、美波くんと見た景色のように、 ただ ありふれた言葉や色では表現できない、複雑なものになってゆく。 でも確かに、それはそこにあったんだ。