あの時、俺が声を掛けてれば変わっていたかも。
なんて、思う日が来るとは知らずに、、、。








それから一年後くらいの、
俺の部活の引退試合のとき。










「いやー!さすが晴樹!
お前があそこで得点入れてくんなきゃ
この試合厳しかったよな〜!」








「そんなことねぇって〜
、、、ん?」










そう。俺の視界に入ってきたのはーーーーー。










「、、、花梨?!」









そう言って、俺の好きだった頃に
戻った花梨の腕を掴んだ。








ーーーーーービクンっ!!!!








「、、、だ、だれ、、、ですか、、、?」









「、、、え、、、?」










一年くらいで忘れられたのか、、、と思って
なにも言えなかった、、、











「、、、花梨。そろそろ帰るわよ。」