「だって、、、それ。」






そう言って結心が指を指した、
バックに付けてるネームプレート。





ちゃんと山本 真瑠って書かれてる、、、よ?






「それ、まるって読むんじゃないの、、、?
もしかして、、、、、、。」








「へっ??ふへへへへへへへっ!
もしかして、結心コレ見てマルって読んだの?」







「ち、、、がう、、、??」







まぁ、確かに真瑠の〝瑠〟は〝る〟とも
読めるから、悩まれた事はなくも、、、ないかな??
でも、まさか高校生になっても、マルって
読んじゃう人がいるなんて。ふふふっ。







「あたしの名前はね。
山本真瑠っていうんだよ?ふふっ」