少し離れたところから、その男の子を見ていると
さっきの医者がこっちにやってくるのに気付いた。
「弘人君!!駄目だよ、勝手に病室から出たら!」
さっきは、意識が朦朧としていて気付かなかったけど、この人・・・僕の名前間違えてる・・・僕は弘人じゃないよ・・・
僕の訴えかけるような目線をまったく気にする様子のない能天気な医者。
こいつ本当に医者かよ…
「あ、あの子だよ。君と同じ日に雷にうたれた子。」
え……あの子が?
同じ名前なんて…。偶然・・・にしては出来すぎてないか?・・・
さっきの医者がこっちにやってくるのに気付いた。
「弘人君!!駄目だよ、勝手に病室から出たら!」
さっきは、意識が朦朧としていて気付かなかったけど、この人・・・僕の名前間違えてる・・・僕は弘人じゃないよ・・・
僕の訴えかけるような目線をまったく気にする様子のない能天気な医者。
こいつ本当に医者かよ…
「あ、あの子だよ。君と同じ日に雷にうたれた子。」
え……あの子が?
同じ名前なんて…。偶然・・・にしては出来すぎてないか?・・・
