教室に行って、席に座って、一息ため息。それから、買っておいた紙パックのコーヒー牛乳を一口。

はぁ…落ち着く。

日常茶飯事とはいえ、朝から(というか夜から?)バタバタしてのがやっと落ち着いたって感じ。

「朝から大変ね…またあの幼なじみ?」

頭上から声が降ってきた。

「うん。」

見上げずに答えた。声の主が誰かなんて分かってる。友達だから。

「あんた、アレ好きなの?嫌いなの?」
「別にぃ…」

私はもう一口、コーヒー牛乳を飲んだ。

「ちょっと今日のほな冷たーい!」

目の前に声の主の顔が現れた。

「ほな!おはよう」