全員いなくなったな……。

<はい、気配もありません。


『どうしようか。』


望「どうしましょうかねぇ…」


『社会的に抹殺するのは決まっている。
あとは、殺すか殺さないかだ。』



望「殺さない方が良いのではないでしょうか。」



『何故だ……!
こいつは、こいつは裏切ったのだぞ!?』




望「それなら、私の必要性はあるのですか?」



『望、済まない。 』