会社に着くと、すぐに社長室へ向かう。




社長室の扉を開けると(授業中だと言うのに、電話をかけてきた)翔流がいた。


翔「お疲れ様です、社長。突然の呼び出し、申し訳ありません。」

『それより、用件を話せ。見たところ、トラブルでは無いようだが?』


もし、トラブルなら翔流はもっと焦っているだろうし、周りがバタバタと動き回っているだろう。


翔「はい。トラブルではありません。」

『では、私は何故ここに呼ばれたのだ。』

翔「それは、、ですね、、、そろそろ、身を固めていただきたいと思いまして...。」


翔流は緊張しているのか、額に汗を浮かべ、もじもじと手足を動かしている。