何分か経つと、 翔流お兄ちゃんがもぞもぞ動き、起きた。 翔「優愛!!?」 翔流お兄ちゃんは私が目覚めていることに気付くと、すぐに抱きついてきた。 翔「よかったぁ...。」 『翔流お兄ちゃん、どうかしたの?』 とても必死な翔流お兄ちゃんを見て、不思議に思った。 翔「あの後、優愛の心臓が止まって...あぁ、本当に...本当に、もう目覚めないかと思った...」 翔流お兄ちゃんは涙をボロボロ流し、私に抱きついた。