あの日の夜に・・・



朝食を食べ終えると、

明がやってきた。


明「おはようございます。--空港で良かったですか?」

『えぇ。なるべく目立たないように向かってちょうだい。』

明「かしこまりました。」


私は今からスペイン行きの便に乗る。

自家用ジェットではお忍びという訳には行かないからな。


向こうには

海外支部の奴らが空港でまっているだろう。


『寝るから着いたら起こしてくれ。』

明「かしこまりました。おやすみなさいませ。」