あの日の夜に・・・



『遥、ありがとう。遅れをとっても負けないようにするにはもう少し情報が必要だ。情報処理班で、もっと情報を集められるだけ集めてくれないか?』


遥「かしこまりました。」



これで、情報に関しては大丈夫だな。


あとは、

『望、救護班に繋げ』








望「繋がりました。スピーカーにします。」





『俺の声が聞こえるか?』



3人「はい!」


『お前ら、叫ぶな。ほかのやつらもいるな?』


3人「はい!います!」


救護班の奴らは、全部で20人。
その中でも真-masa-と和樹-kazuki-と友也-tomoya-の3人は、
リーダー的な存在。
俺の返事に全部叫んで返すのが、欠点だが......。



『部屋の中はちゃんと綺麗になってるだろうな!?』


真「えーっと、あのぅ」


『望、テレビ電話にしろ』



望「かしこまりました。」



望がテレビ電話に繋ぐとそこには、
ぐちゃぐちゃの室内が写った。


『どうやったらこんなに汚くな・る・ん・だ・よ!!!』



3人「ヒィィィィィィ〜!すいませんすいません!」


はあー。
救護班なんだろうか、こいつらは。



望「ここは私が。」



『あぁ。』