愛されたい、だけなのに











「…ゃあ、お願いします」

「はい。お疲れ様です」

ん…何か、声が聞こえる。
あれ…暖かい…この地面、フカフカだー…

「お、起きたか?」


ゆっくりと目を開けると、見えたのは空じゃない。
真っ白な天井ー…?


「!?」


ガバッと、勢いよく起き上がった。

「え…」

私…屋上にいたはずだよね?
どうして、保健室のベッドで寝てるのー…?

「大丈夫か?」

や・・・柳先生!?


「お前、屋上で倒れてたんだよ。昨日ちゃんと寝たのか?飯もちゃんと食べたのか?」

そう言いながら、先生はお茶を淹れている。


屋上からの記憶がないー・・・
あのまま倒れちゃったんだー・・・

「ほら」

目の前に出されたのは、温かいお茶。

「・・・ありがとうございます」


それを受け取ると、ゆっくりと口に含んだ。