~悠真side~
本当に偶然だったんだ。
いつも寝坊してばっかなのに、なぜか今日だけ自力で、しかも早い時間に目が覚めた。
それで、機嫌よくカーテンを開けて、何を考えるでもなくぼーっとして。
あいつの…柚の家の方に視線がいったのはたまたまなんだ。
「もう起きてんのかな…」
気になって、柚の部屋に目をもっていけば、そこのカーテンはすでに開けてあった。
だからって、なんてことないけど…
入学したばっかのときは、朝一緒に登校したりもしてた。
でも、それも遠い昔の話。
一緒に行かなくなった原因は俺の寝坊。
今では別々に行くのにも、慣れてしまっていた。
本当に偶然だったんだ。
いつも寝坊してばっかなのに、なぜか今日だけ自力で、しかも早い時間に目が覚めた。
それで、機嫌よくカーテンを開けて、何を考えるでもなくぼーっとして。
あいつの…柚の家の方に視線がいったのはたまたまなんだ。
「もう起きてんのかな…」
気になって、柚の部屋に目をもっていけば、そこのカーテンはすでに開けてあった。
だからって、なんてことないけど…
入学したばっかのときは、朝一緒に登校したりもしてた。
でも、それも遠い昔の話。
一緒に行かなくなった原因は俺の寝坊。
今では別々に行くのにも、慣れてしまっていた。