星屑の小さな約束 【停滞中】

「はぁ……こんなに早く出てきちゃって、どうしようかな
……」


家から少し離れたところでがっくりとうなだれる。


いつもより30分くらい早い時間。


でも……たまにはこんな時間に学校へ行くのもいいかもしれない。


「よぉっし、教室に一番乗りだっ!」


くらい気持ちを入れ換えるように、そう呟いて。


あたしは再び走り出した。眩しすぎる、太陽の下を。


あたしの通う高校は、家からそんなに遠くない。


というか、近いからうちの高校を選んだんだけどね。


電車通学にも憧れたけど、結局は徒歩通学で我慢。


歩くのには苦にならない距離だし、運動不足も解消されるし、一石二鳥なんだよ。


ゆっくり歩いても、20分弱くらいで着いたそこ。


慌ただしく校内に入り、一番乗りを目指し、階段をかけ上がった。