星屑の小さな約束 【停滞中】

「……そっか。ありがとう」


お父さんの顔が、ふっと優しくなる。


「当たり前だろう」


そう言うお父さんは、すごく頼もしく感じた。


最近、お父さん帰って来るの遅いから…。


その優しさを忘れかけていた。


そうだ、お父さんは優しくて、頼れる人だった。


やっぱり、心配なんて何もいらなかったんだ。


そうだよね…?そうに決まってる。


今までの不安がっていたのがバカみたいに思えてくる。


でも、そう思えるのって、すごく幸せなことだ。