星屑の小さな約束 【停滞中】

「わっ、………!」


この状況、今日だけで何回目だろう。


不貞腐れているあたしの手を悠真が引き留めるように握ってる。


この気まずい空気があたしたちを包むのも、何回目かわからない。




「は、離して…」


力強く言うつもりだったその言葉は、すごく小さくて情けない響きをもっていた。


何も言わない悠真に、あたしは続ける。


「どうせ、悠真もあたしなんかどうでもいいんでしょ?」


どうか、この言葉にだけは頷かないで……


なんて、思ってしまうあたしはやっぱりわがままだ。






「わかんねぇの?」


悠真の低い声が、あたしたち以外誰もいない公園に静かに落とされる。



ほらね、やっぱり。


胸のうちをある感情が支配した。


怒り……いや、違う。


これはきっと、………


「…はいはい、わかってますよ。どーせ、あたしなんか……」

「やっぱ、わかってねぇのな」

「…は、」


あたしをさえぎった悠真の声は、さっきと変わらず静かで、あたしの声も乾ききった静かな声だった。


「意味…わかんないよ」


ねぇ、悠真…
何考えてるの?