江戸の虎が溺愛する者





「何で俺!?そんなの絶対にお断りだからな!」





顔を青くして汗ダラッダラなの丸見えですけど…






「まさか土方さん、幽霊が怖いんですかい?」





あー!そんな感じが…





「そんなわけねーだろ!!!幽霊とか信じてねーし怖くねーし」





腕を組んで威張って見せるが、腕がプルプル震えている時点でout





…怖いんだな〜






「なら総司、お前が行けよお前が」






「はんっ仕方ないですねー別に僕、お化けとか怖くな…」






ガタンッガタガタガタガタ






「うわぁぁぁぁあああ!!!虎吉ぃぃいいいいあんたが見に行ってえぇぇえええええ!!!」







「結局お前が一番怖がってるじゃねーかよ!!!」





何なんだこの人達は!!!






こんな沖田さんの叫び声初めて聞いたから正直、そっちの方に驚いたんだが






まあ今の物音にも驚いたんだけどね!






俺は決心し、ドアノブに手をかける