江戸の虎が溺愛する者




「お待たせしました、醤油団子です」



ハルがお盆に醤油団子3本を乗せてやってきた、が




沖田さんと攘夷志士との間で流れる険悪オーラに気付いたのか、フリーズ状態になった




「あ、ありがとうございます」




沖田さんは先程の挑戦的に笑みとは違ったスマイルになり、皿を受け取った





「ご、ごゆっくり…!」





ハルはそそくさ接客へと戻った






「んー、うまいでひゅねおはんごわ」





食べてから喋れ食べてから!






すると、坂本 龍馬の殺気オーラが濃くなり…






「舐めやがって…」





いや、多分挑発してないから!





「そういや、天誅組が大和で巣食ってるらしいですねえ…」





「あ、悪ぃそれ俺のせいだわ」






「「あんたのせいかい」」





俺と沖田さんは桂 小五郎のボケW(ダブル)ツッコミを入れた





「いやー、吉村虎太郎と酒飲んでたら酔っ払ちまって…あいつ天誅組を再結成する!とか言っててよ〜酒の勢いで言ったのかと思ったら本当にやりやがった」




あはは〜、と笑う桂 小五郎は新撰組の敵だとは思えなかった




「…桂さん、あなた手ぇ濡れてますけど」




坂本 龍馬が嫌そうな顔で桂 小五郎の手を見た





「ああ、手汗だ」




「「「お前の精(せい)かい」」」





ちょ、調子狂う…




恐るべし攘夷志士