「土方さん…見廻りはどうしたんですか?」
「今終わって帰ってきたばかりだ」
お、お疲れ様です…
「お前もいずれ見廻りするようになる。楽しみにしとけ」
「楽しむもんなんですかそれ!?」
若干命がけだろこの仕事!?
でも、まあ早くこの人達の役に立ちてーなっとは思うけど…
「土方さ〜ん、頭に虫がついてる〜」
「うぉっ!?」
柔らかい声音と共に一筋の剣先が目の前を物凄い速さで通った
何が。あったの。
すると2.3本俺の長い前髪がハラハラと落ちていった
将来禿げる事を確信した瞬間だった
「あっぶねーだろ馬鹿野郎!!!殺す気か!?」
柔らかい声音の持ち主、沖田さんは何事もなかったかのように刀を刃を肩の方にし、置いた
「いやーすんません土方さん。頭に虫がついていたんで…「だからって刀で虫を斬ろうとするなよ俺の頭がパックリいくだろうがっっ!」

