江戸の虎が溺愛する者





沖田さんに、キスしようとしてた?俺……………?







頭を抱え込む











「末期だ。俺」











って、もう少しで朝礼じゃないか!!!!












「お団子ぉ……じゅるり」










もう何しても起きる気配のないヨダレを垂らしているバカを、担ぐ










「重っ!?…やべえ急がないと!」










襖を勢いよく開け、廊下に出ると人の気配が何1つもなかった










血の気が引くのを感じる











死亡フラグは全力で回避せねば!










俺は痛む体を物ともせず、全力で大座敷の方へ向かった











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_______…








「いやあ、よく寝ました」










ゼェゼェっと息絶えそうな情けない(可哀想な)俺









大座敷でちゃっかり正座し、朝礼の時間を過ごしている沖田さん












俺が大座敷に辿り着いた瞬間、まるで狙ったのかのようにいさぎよく起きた














「なに…ゼェ……呑気に人の…布団で寝てたんですか?」









「土方さんに痛めつけられたもの同士、慰めようかと…」










「そんな理由で!?」










マジでぶん殴りてーーーーーーー









寝てたらあんなに可愛いのに…









俺はハッとし、黙る











そういや俺、血迷ってこの人にキスしようと…











「オェェェ…」








は、吐き気が










沖田さんはそんな俺の行動を不思議な目と奇怪のものを見るかのような目で見てきた