江戸の虎が溺愛する者





そこにはふんわりとした茶髪の持ち主、沖田総司がくるまって寝ていた






「スゥー……スゥー…………」








それは虎春に負けないほど気持ち良さそう寝ていて、起こすのに罪悪感が湧くほどだった








よくよく見ると、本当に綺麗な顔してるな〜…








切れ目の長い睫毛






凛とした鼻







吸い寄せられるようなプクッと膨らんだ唇








…これでドSな部分がなければな、完璧なのに








神様は不公平だ、そう思った







そして1つ疑問が浮かび、迷わず俺は掛け布団を掴む







「なんんんんんで俺の布団で寝てるんですかあああああああ!!!!」








体の痛みなんて忘れ、思いっきりバサッッッッと掛け布団を持ち上げる









変な不安しちゃったしょやあああああああ!







「んんーーー、お団子食べきれませんよ…ムニャムニャ…」







ああああああ!!!!!!







俺は天を仰ぐ






こんな可愛いブラック・沖田さん中々お見えにならない…!








やべえ、不覚にもドキッとしてしまった







「沖田さんって、寝るときこんなにも無防備なんだな…」









一生起きてほしくない。そう思うほどだった