早見くんが言ってた あの日。 周りを見れば 恋人同士や新歓コンパのサークル、新人であろうスーツ姿の社会人。 色んな人が 皆が楽しそうに道を行き交っていた。 全然上手くいかない就活。 この先の不安。 地味な髪。 地味なスーツ。 地味な化粧。 内面だけでも明るくいたいのに。 世界から光が消えていきそうで。 なぜか急に怖くなった。 確かに泣きそうになった。 そんな時、そういえば 愛が声をかけてくれたんだ。 偶然でびっくりしたけど、 嬉しかったのは覚えてる。