「"世界"っていう名前はね、 これからいろんな世界で 色んな場所で、 沢山の人たちと繋がれますように。 って願いを込めて付けたのよ」 「そうなの!?じゃあ僕、大きくなったら沢山の人と仲良くなって、たっくさんの人を幸せにするね!!もちろん、ママのことも皆!幸せにする!」 「ありがとう。大好きよ、世界――――」 大好きだったあのぬくもり 優しい匂い 僕の世界は 明るくて まるで陽だまりのようだった。