あたしはきみを愛しすぎて・・・

「あとさ、椋太と別れて?」

どうして柊楓にそんなこといわれないと

いけないの??あたしなにかした?

ただ椋太の事が好きなだけなのに…

「柊楓、あたしはそれだけは絶対にいやだから!!!」

あたしは柊楓に背を向けて走った

ひたすら走っていつのまにかあの河原まで

たどり着いていた

そう、椋太に告白された場所・・・

初めてキスした場所・・・

あの時は凄く幸せだった

椋太はあたしだけを見てくれて

あたしも椋太だけだった