あたしはきみを愛しすぎて・・・

と、思ったのもつかの間

柊楓が隣にきた

「ねえ」

「な、なに?」

「邪魔だからさ、帰って?」

驚いたあたしは立ち止まった

「え?」

「今日さ枝李が椋太に告白すんの」

「…っ」

先々進んだ柊楓は振り返って

「あんたは邪魔なだけ。
だからこのまま帰って」

「っでも、あたし椋太のかのじ」

言いかけたところ柊楓は口を挟んだ

「彼女?どこが?
あたし達と居る方が楽しそうじゃん」

「・・・」

何も言えなかった。だって

確かに椋太は2人と居る方が楽しそうだもん