あたしはきみを愛しすぎて・・・

「香衣奈。ちょっと話そう」

「うん」

あたしは素直に椋太について行った

風当たりのいい屋上について椋太は

あたしの方へ向き直った

じっとあたしの顔を見る椋太。

そらしたのはあたしだった

あたしは椋太の横を通りすぎると

フェンスのとこまで歩いた

そして、沈黙を破った