君の中の砂時計




高校入学式当日、
私は病室の天井を見つめている。

「完全に出遅れてるよな~」


これからのことを考えてしまうと頭が重い。
私、椎葉 彩心(しいば いろは)は高校生活の
スタートを完全に失敗してしまったのだ。