Wエース

そして、俺達は真盛の部屋に行った。


「ただいま……って、珍しく帰ってくるの早いね」


「色々あって。で、真盛、これはどう言うこと?」


「兄貴、料理作ってくれない?」


「あ〜、…いいけど。好き嫌いは言わないでね」


えっ??


軟米先輩って料理出来んの??!


マジかよ。

す、スゲェ……!


でも、若干脅しみたいなの入ってる当たりが軟米先輩だな…。


俺達は食堂へ行った。


軟米先輩はチャーハンを作ってくれた。


「大盛りにしたから4人でわけなよ。これなら、夕飯もちゃんと食べれると思うし」


「「「おぉ〜」」」「兄貴の手作り久々〜!」


「有難うございます」


「料理くらい作れるようになりなよ」


と、言いつつも作ってくれる。


優しい先輩だ!!!


でもまぁ、真盛だけ、な気がしなくもないけどな…。


「帰ってるから」


「うん。ありがとう!」