そんな私たち2人に嵐は突然やってきた。



私たちはいつものように学校が終わってすぐ帰り、近所の海で遊んでいた。

「ねぇ、渚。今日なんかおかしくない??」

朝から渚がおかしいような気がした…

なんかいつもより元気がなくて無口だった。

「あ、涼の頭が??そりゃいつもだろw」

「はぁ?そういうことじゃなくってさ!」

確かに馬鹿だけどさ…

それに比べで渚は自他共に認めるほど頭がいい。

って、そんなことはどうでもよくってさ!

「なんか、今日元気がないっていうかさ…」

「別に何でもねぇよ…」

何でもなくねぇだろ…

「あっそ…ならいいけど…」

それ以上な聞かないことにした。

何故かこれ以上は聞かない方がいい、そんな気がした……。

「そんなことよりさ、もう6時だよ??そろそろかえろーよー!」

「あ、おう!じゃあ、そろそろ帰るか…」

やっぱり元気ない…なんかあったのかな??

そんな渚を少し気にしながら私たちは海を後にした。