出会った時の君は…悲しみと…不安で溢れていた。

君の名前は「如月 涼夏」

教室に入った途端…何故だか気になって仕方がなかった。

ほかの誰にも気にも止めないで、ボッーと外を見ていた君。

気になって仕方がなった………。

どうしてかはわからない。

でもやっぱり…席についてもその心配は消えなかった。

「よろしくね。」

俺はなるべく自然に…でもどこかぎこちなく挨拶をした。

すると彼女もまた…

「あ、はい。よろしくお願いします。」

と、どこかぎこちなくあいさつをかえしてくれた。

それだけで…何故かちょっぴり幸せになれた。