少女が気づいた時にはどこかの部屋の中にいた
少女 : 「どこだろここ...なんか埃っぽいな...」
少女は前に積み重ねられた本をどけながら目の前にある扉へと向かった
少女 : 「やっと扉についたよ...。 こんなに誇りかぶった本があるなんて何の部屋なんだろう」
(キィー)
少女 : 「...? 資料室?」
「そんな部屋に私いたんだ...どおりで埃っぽい...」
「でも、なんで私はこんな所に?」
ふと、そう思った少女は周りを見渡した。
少女 : 「あれ、ここなんか.....学校?」
少女がいた場所は、少女の通っている高校の校舎内だった。
少女 : 「...へー、この学校に資料室なんてあったんだ.....初めて知った」
「あれ、そーいえば今何時なんだろう...」
ふと、そう思い少女は時計を探した。
少女 : 「ケータイ...充電切れてる、使えないな。しょーがない、そこの教室の時計を見よう」
少女は教室の時計を見ようと扉に手をかけた
少女 : 「あっ、人がいる...」
「どうしよう...扉開けないと時計見えないのに、」
少女が扉を開けるか開けないか悩んで扉の前に立っていると教室の中にいる1人の女子と目が合った
少女 : 「あっ、目があっちゃった...どうしよう...」
そんな事を考えていると女子が扉を開け出てきた
(ガラ)
女子 : 「...シキ? 織姫なの?」