万理華「ざーんねん。高校も一緒なのよ?うふふ。安心して?ちゃーんとイジメてあ・げ・る♪」

そう、囁かれた時、何か、何かが彼女の中で崩れ去った。きっとそれの名前は「理性」だと思う。

優花「…」ゴンっ!!!

万理華「!?ぐはっ…!!」

彼女は神田川万理華を殴り続けた。永遠と。
神田川万理華が気絶するまで無言でただひらすら殴り続けていた。周りの女の子はあまりの恐怖に泣き叫んでいた。何故なら…あの時の彼女の顔は……微かに微笑んでしまっていたからだ。