内田優花は心を失った。そう言っても過言ではない程に冷めていた。
母が優しくて、花のように美しい子に育つようにと付けてくれた名前にふさわしい生き方をしてきたはずの彼女。内田優花は真逆の性格へと激変してしまった。

万理華「ちょっと、何学校来てんのよ。菌が移るじゃない。」

優花「…」

神田川万理華に罵倒されてもまるで聞こえていないかのように外を見たままの彼女。

万理華「ちょっと、なんとかいいなさいよっ!」ドンッ!

優花「…っ」ギロ

万理華「!?な、なんなのよ!生意気なのよ!」パチンっ!パチンっ!ゴンっ!

神田川万理華は彼女を殴り続けたが、それでも彼女は何の言葉も発さない。もはや、人ではない。