愛されることを知らない孤独なお姫様

「秋、ここ濡れてる」

「へ?」

突然陸斗が私の髪をタオルでわしゃわしゃとした

「ちゃんと乾かさねぇと風引くぞ」

「あ、ありがとう」

「おう」

なんかちょっと照れくさいな

あ、そうだ

「ねぇねぇ、陸斗」

「ん?」

「このネックレス、シトリンなの?」

「知ってたの?」

「んーん。志緒里が教えてくれたの。それでさ、この意味って何?志緒里に調べてみなって言われたの」

「知りたい?」

「うん」

だって気になるじゃん?

もったいぶらないで早く教えて欲しい