『三日目。
さすがにこんなに起きないとは思ってなかった。
眠っている顔に顔に落書きしたら起きるかなと思ったけど、本当に起きたらめっちゃ怒られそうな気がしたから辞めておいた。
俺、偉いでしょ?
あ、こういうのは自分から言わないんだった……。
冗談はさておき、今病室には、雄太郎さんと姉ちゃんと俺の三人。
雄太郎さんと姉ちゃんは、優花が心配で食事も睡眠もろくにとれてないみたい。
すごいやつれてきてる。
俺もやつれたかな?
よく分からないから、目覚ました時に優花が確認してくれ。』
メッセージを読み進めるたびに、一紀の優しさが伝わってくる。
そして、今届いたばかりの今日の分のメッセージを見た。

