誰もいない翔大先輩の家で
濡れた制服を脱いで
出してもらった服に着替える。

制服を乾かしている間
翔大先輩の部屋で過ごす。

除々に近づく二人の距離に
息が詰まりそうだった。

この前の続きしよ、と
耳元で囁かれる。

断れない。拒めない。

気づいた時には
お互い服は着ていなかった。