「なんで!りつのおうちは“やくざ”なの!」


「凛月、ごめんな…」


「ぱぱなんてだいきらい!!」


―――――――――――
―――――――――――――



ピピピッ。

ピピピピッ。



バンッ!



酷く懐かしい夢を見た。


幼い頃、自分の家が“極道”ってだけで…。


意味嫌ってた。


友達が離れたり、友達だった人にイジメられていたから。


今は。“極道”の産まれで有ることに誇りを持ってる。


信頼に値する友もいるし。