美愛〜



心次君に聞いてから私…。





バーン〜







花火が始まった…。






「美愛〜!
話がある…。」







神経な顔をした心次君を始めてみた…。





いつもは無邪気で、やりたがり屋の心次君…。





「ごめん!
美愛…。」




心次く、君…。




何を言ってるの…?





「…!」






う、嘘でしょ?






「ホントに悪かった…。」





ウゥ〜!






うわ〜ん泣







「心次君の…。」







心次君のバカ〜!





涙が止まらないよ〜。





「君、1人?」




ナンパだ…。





「…。」







こうゆう時は無視…。






「無視しないでよ…。」





ひつこいなぁ〜。





蹴り一発いれたろうかな?






「やめなよ…!」





かっこいい人…。







「なんだよ…。
喧嘩売る気か?あぁー。」






「これ以上やると、警察呼ぶよ…。」





かっこいいし、暗くてよく見えないけど、優しい人…。






「警察…!
すみませんでした…。」



警察って聞いたとたん、



ナンパ男も逃げた…。






「有難うございました…!」



助かった…。


この人がいてなかったら、蹴りいれる所だったよ…。







「君みたいな可愛い子が1人でいると危ないよ…。」






か、可愛い〜って…。







「居た…!
美愛〜!」



安梨…?



しかも走ってきて…。



「安梨…、
葉山君まで…。」





2人で慌てて…。






「美愛、大丈夫…?」




「大丈夫って…?」




聞いたんだ…。





心次君の事…。





「大丈夫だよ!」





「良かった…。」





心配してくれて来てくれたんだ…。






「あれ?
君ってあの時のゲームセンターの子?」





あっ!


まだ居たんだ…。



この人…。








「…??」





ゲームセンターにいた子…?





「ほら、俺にぶつかった…。」





「あの時の人…!」






安梨がよそ見しててぶつかった…。





「それで、あんたもみた事あった訳だ…。」





それでって…!