「やっぱり海の夜って綺麗〜!」




「そうだね…!」




結構は葉山君は来てない見たい…!





「静奈ちゃん!」






「何…?」




「は、葉山…」




「聞こえない?
何…?」





は…葉山君の事聞こうと思ってても、緊張して言えない〜!



でも、聞くんだ私〜!





「葉山君は来てないの?」






「来てないよ…!」


あっさりゆわれた…。






でも、どうしたんだろぅ…?





「安梨って葉山君の事好きなの…?」




ぇ、えぇ〜。





「私は別に…!」


私はただ、葉山君がいないからどうしたのか聞きたかっただけだもん…。




「そう…?
顔に書いてるわよ!葉山君の事好きになりかけてるって…!」






私は…





「ただ、いないから聞いただけだよ!」





そう…。

好きになんてならない…。






「なーんだ…。
好きになったのかと思って…!」






もう…。





「静奈ちゃん…」






葉山君の事なんて…。




「でも、葉山君と安梨って似合うんやけど…!」




似合うって…。





「葉山君とはただの友達だよ。











まぁ、彼女の〟フリ〟はしてるけど、実際は友達だもん…。






「安梨〜!
何してるの?早くおいで〜!」





美愛ちゃんが呼んでる…。




「私、美愛の所に行くね!」




「…!」




静奈ちゃんに聞いた私がバカだった…。






「夜の海って癒されるわね…?」




「…!」




美愛の言葉より、私は葉山君の事ばかり気にしてる…。




「ちょっと…!
安梨聞いてる?」



あっ…。




「な…に?」




「どうしたの?
静奈さんと話してから安梨おかしいよ…!」




そうかな?




「ゴメンね!
少し考え事してたから…!」




「そう…?
ならいいんだけど…!」





アッハハ





「私、今から心次君の所に行くけど…
安梨はどうする??」




邪魔しちゃ悪いし…。





「私は居てるよ…」





「そう…?」





美愛って優しい…。





「私の事はきにしないでいいから行って来なよ…!」





「じゃ、少しだけ行って来るね〜!」





「行ってらしゃ〜い!」






ガチャ〜







あぁー。1人かぁ〜!





暇だな〜!






「喉乾いたし、自動販売機でなんか買いに行こう…!」






ガチャ〜








「何にしょうかな〜?」







「誰もいないし、いいよ!」




声がしてる…。





「あぁー。」






ちょっと…!ちょっと…。




「静奈って可愛いな!」





うっ?





静奈ってゆうた?



今…?







「心次君…。
もっと激しくして〜!」





心次君って…?





ガタ〜







「誰?」







やば〜!






「安梨…!」





「安梨ちゃ…ん!」






奈多君…?






「どうして〜?
静奈と…?」




「あぁ〜!バレた!」





静奈ち…ゃ…ん?





「静奈ちゃ…ん?」





「心次君とは父親同士が決めた婚約者なの…!」