「美愛〜、高塚君…!」



「終わったの?」




「…うん!」






終わって、帰るだけの安梨…!







「じゃ、今からどうする?」






「美愛はどうする?」







そうやなぁ〜…!





「安梨はどうしたい?」







悩んでる、安梨ちゃん…。






「和泉は俺とデート…。」







「は、葉山君…!」








何処でも出てくるんだから…!








「よぅ…。」







「葉山君、雑用してたんじゃないの?」







「窓から和泉が見えたから…。」








赤くなってる安梨…!







ホントに好きなんだ…!








「じゃ、私達は帰るわね?
2人でごゆっくり…!」







「ちょっと、美愛…!」






余計に赤くなってる…。







「頑張れ…!」








安梨、ファイト〜だよ…!









「で、この後どうする?」






一歩と二人…。








「一歩の好きな所でいいわよ…!」







今日は一歩、私のワガママで着いて来てくれたんだもん…。









「やった〜!
美愛、好きだよ…!」






チュ〜







って言うて私にキスをした一歩…。








「やめてよ…!
人前で…!しかも町の中で…。」








「照れてる…!可愛い…、」







って言うて反省しない一歩…。







「馬鹿、一歩…!」








一歩が好きになって良かった…。








「美愛ちゃーん、待って…!」





「知らなーい…。」