「安梨、和巳君、おめでとう!」




「有難う…!」





今から、ヒロインパーティがある…。









「では、では、今からヒロインパーティを始めたいと思います…。」








司会の人の話が長すぎて、眠たくなりそう…。







「安梨、びっくりしたか?」






「ちょっとね…。
でも、私の為に有難う…。」






司会の人が話をしてるから、和巳君と小さめに話中…。









「では、ある人から手紙が届いてるので読みたいと思います…。」





手紙?









安梨さんへ

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結婚おめでとうございます…!

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今日は結婚式をするって聞いてたのですが、いけなくってすみません…!


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安梨さんとはあまりゆっくり話せないまま日本に離れてしまい、申し訳ないです…。


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色々とありましたが、安梨さんが幸せになれた事が1番の嬉しさです…。



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時には喧嘩とかあるかもしれません…!

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その時は結婚を先にあげた先輩として、役には立たないかもしれませんが、話位なら聞けますので、いつでも話して下さい…。


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本当におめでとう…!


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比呂より
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比呂さん…。








「もう一通来てます…。」







一通…って…。







安梨へ






この場合は結婚おめでとうってゆうべきかな?






でも、俺は複立つな気分です…!







なれなら、堀田…。







お前に安梨を取られたからだ…。







俺は今でも安梨が好きだったのに、堀田に取られるなんてって自分勝手だな…!






俺も安梨に黙って結婚してたんだからな…。







でもな、安梨…!





これだけは言っとく…。









俺は8年前、お前を迎えに行くつもりだった…!








やっぱりお前がいないとダメだって気づいたから…。









でも、あの事故で俺はいけなくなって比呂の大悪感からお前を避けた…。








でも、お前と会ってからやっぱり好きな気持ちは変えれなかった…!










縁を切った今でもお前が好きだ…。







安梨、お前が好きだよ…。





勇より








うぅー。







葉山君…。







「あ、安梨…。」




今更遅いよ…。






「安梨…。」






「美愛〜…!」







美愛の前で泣くなんて…。









「安梨、葉山君の為にも幸せにならないとね?」








「…うん!」






葉山君、私も葉山君が大好きだよ…。







葉山君が居たから、私も幸せになれたんだよ…!







「安梨…!」






「和巳君…。」






パーティの最中に抜け出したから、心配して来てくれたんだ…。









「安梨、行こう…。」





「…うん!」








葉山君、大好きだよ…。