安梨〜



色々あってから、もう夏がやって来るんだ…!




「安梨〜!
おはよう…!」





「おはようございます、堀田さん!」






あの葉山君と色々あってから、何カ月が立ち…。







「安梨、何回も言ってるやろ?
俺達付き合って二カ月は立つんだで…!いい加減に下の名前で呼ばないか?」





そう、堀田さん…






いや、和巳さんと付き合ってる…。







「…!」






照れる事を言えない私。







「ほら、早く言わないとキスしまくるよ…!」







最近ではキス以上までしてくる和巳さん…。








「和巳さん…。」






小さい声で言っても、、






「聞こえない…!」





ほんとは聞こえてるくせに…。





「和巳さん!」






「よろしい…。」








って言うてほっぺにキスするなんて…。






「…照」






「あら、安梨ちゃん…。
赤くなって、可愛い…。」





可愛い〜って…。






「和巳さん…。
早く仕事に行かないと女将さんに怒られますよ…。」






私は今日休み…。






「あぁ、俺も休みだったら良かったのに…。」




小さい子供かよ…。






「仕方ないよ…。
ほら、女将さんに怒られない内に…。」







「行ってきます。
チュ〜」






って2回目のキス…。







「もう〜!」






だんだん、和巳さんに惹かれていってる…。









私、おかしくなりそうだよ…。