「では、では!
最後の種目…。告白タイム…!」









とうとう告白タイムになった…。







「では、秋乃宮彩葉さん…。
どうぞ…!」







秋乃宮さんが先に言うばん…。







「私の心は君だけです…。
付き合って下さい…!」







馬鹿馬鹿しい…。







「では、和泉安梨さん!
どうぞ!」










上がっちゃって、ゆえないよ…。








「和泉!
俺に向かって言うたらいい…!頑張れ!」






「勇!」







「葉山君…!」







来てくれたんだ…。







「君と初めてあった時から今までずっと君しかいないです…。好きです!付き合って下さい!」







葉山君、貴方に出会ってから今までずっと葉山君しかいなかった…。








「では、採点をどうぞ…!」







お願い…。








10分後〜








「さぁ〜!
採点が決まりました…。」







モタモタしないで早く言うてよ…。








「では、発表しまーす!
発表の結果は…!」






〜♪〜♪〜





音楽流さないでいいから、早く言うてよ…。







「結果は…!
秋乃宮彩葉さんです…!」







「やった〜!」







嘘…!





負けた…!






「これで、葉山君は私のモノね…!」









勝ち誇った秋乃宮の顔…。







「でも、葉山君はモノじゃない…!」







私は葉山君が好きって気持ちがあるから付き合うんだもん…。







「でも、負けたのは自立でしょ?」






あのいい方…。






「でも、それは本当の幸せ?」







私は違うと思う…。











「和泉…!」







「葉山君…!」







私、私!







「泣くな…。
和泉はよく頑張った…!」







葉山君が強く抱きしめて、私の頭を撫でてくれた…。







「親父!」







葉山君のお父さん…!







「俺…!」







「勇!
約束は約束だ…!」







「お願いします!
私と葉山君の付き合いを認めて下さい!
お願いします…!」







私は一緒懸命葉山君のお父さんにお願いした…。







でも…。








「和泉さん!
約束です!勇の幸せを祈るんなら、諦めて下さい!」








葉山君の幸せか…。