「美愛はこの後どうするの?」




和泉はいちを気を使ってるんだと思うんやけど…。







「安梨はどうするの?」







二人で遊びたいのに、男心を呼んでくれよ…。








「そうだな…!」








はあー。








無理か…。










「和泉さんは、今から俺とデート!」






「は、葉山君…!
雑用じゃなかったの?」







葉山勇君…。







葉山財閥の息子らしい…。








「お前が居るのが見えたから追いかけて来た…。」





カッコつけ…。







「じゃ、私達はお邪魔見たいので失礼〜!」








ちょっと美愛ちゃん…。







「ねぇ、美愛ちゃん!
何処に行くの?ねぇー!」





「…!」






何も答えてくれない…。






ホントに俺の事好きなの?





って思ったら…。







「一歩の好きな所に付き合っても良いけど…。」









「本間に?
良いの?」







嬉しい〜








「そんなに喜ばないでよ…。
恥ずいじゃん…。」







チュ〜








皆が見てる前で美愛ちゃんのほっぺにキスしちゃた…。








「美愛ちゃん…?」










赤くなってる…。










もう…。









可愛い美愛ちゃん…。










俺の彼女は世界一…








う、ううん!








宇宙一俺の彼女だ…。