「う~ん、あの先生は入れそう……」


「ははっ。そしたら俺が付き合ってあげるから。頑張れ」


「うん♪」



 ✳ ✳ ✳



時が経つのは早いもので、あっという間に冬休みはやって来た。


寒さは日に日に厳しくなり、雪の勉強は大詰めを迎えていた。


【今から外出るよ。待たせてごめんね】