結城さんは僕に背を向けて
スタスタと歩いて行った。


「やっぱりあの金髪女嫌いだ~~~~!!」

僕は自分でもよく分からないモヤモヤした
気持ちを吐き出すかのように叫んだ。



こうして僕と結城さんの出会いは最低な
形で始まった。