ある日のことだった

  目の前に白い羽をはやした
  天使が現れた

  天使の体はなぜか傷だらけ

  それなのに羽だけは傷一つなかった

  少女はその天使の傷の手当をした

  天使は『ありがとう』と言って
  飛んでいってしまった