忙しくて会えない間、私達はいつもLINEでちょこちょこ繋がっているだけだった。 『お疲れ~、、ごめんなぁ。』 『大丈夫だよ。体壊さないでね。』 彼の負担にならないように、私はそう送ることしかできなかった。 『ありがとう。』 そう送られてきた5文字に、私は泣きそうになりながら、 「大丈夫。」 と言葉にする。 いつかの時にお世話になった遠距離ソングを聴きながら目を閉じるのだった。